山椒をかけるともっと美味しくなる料理2

山椒をかけるともっと美味しくなる料理2

海外では、「ジャパニーズペッパー」の名前で知られている山椒。
その名が示す通り、日本では古くから香辛料としてよく用いられてきました。
パンチの効いた味と香りを持つ山椒ですが、意外にもいろいろな料理に合います。

紀州山椒のおいしいレシピ


カレーライス
おいしいだけではなく、健康にも良いことで知られているカレーライス。
その秘密は、スパイスにあります。
カレーに含まれるスパイスは風味や香りづけをするためのもの、辛味を加えるためのもの、色を与えるためのものに分けられます。
そこへ食欲を増進させる山椒を加えれば、より一層おいしく食べられるでしょう。
辛さがおいしいカレーですが、この辛さは唐辛子に含まれるカプサイシンと、こしょうに含まれるピペリンによるものです。
じつは、これらの辛味成分の辛味は山椒の辛味とは異なるため、山椒を加えることでカレーライスがより奥行きのある味わいになります。

紀州山椒のおいしいレシピ


ちりめんじゃこ
しらすを食塩水で茹で、天日干しして乾燥させたちりめんじゃこ。
旨味がギュッと濃縮された小魚は塩気があり、そのまま食べても、炒めものに加えてもおいしくいただけます。
とくに、簡単に作れるちりめんじゃこの佃煮は、ご飯のお供に最適。しょうゆ、酒、みりん、砂糖で煮て佃煮にしたちりめんじゃこに山椒を加えると、爽やかな香りと辛味がプラスされて白いご飯はもちろん、お酒のあてにもぴったりです。また、ちりめんじゃこに小松菜、もしくは大根の葉を加えてごま油で炒めた後に山椒の粉をふりかければ、香り高いふりかけが完成。
栄養満点のちりめんじゃこのふりかけは、ピリリッとした山椒の辛味がよく効いて、ご飯がよく進みます。

紀州山椒のおいしいレシピ

とんかつ
サクッと揚がったとんかつは、そのまま食べてもおいしいですが、色々なものをつけることで味の変化を楽しめます。
定番のとんかつソースをはじめ、大根おろしやレモン、ポン酢や塩、からしなどで食べる方もいらっしゃるのでは?そんなとんかつの「ちょっと変わったおいしい食べ方」をお探しの方におすすめなのが、山椒です。
揚げたて熱々のとんかつに山椒をふりかければ、柑橘系の爽やかな香りがふんわり漂って食欲を刺激します。
また、甘めのとんかつソースをかけた上に山椒をふりかければ、コクのあるとんかつソースの甘さと山椒のスパイシーさが相まって、肉の味を引き立てます。

 

紀州山椒のおいしいレシピ

味噌汁
具材で大きく味が変わる味噌汁ですが、薬味を加えることで味や食感、香りに変化をつけることができます。
味噌汁に入れる薬味といえば、ネギやしょうがのほか、みょうがや柚子の皮などが思い浮かぶかもしれませんが、山椒もおすすめです。
ひと口に味噌といってもさまざまな味噌がありますが、とくにおすすめなのが塩分濃度が高く、長期熟成されたゆえにコクのある赤味噌。
まろやかな味の白味噌に山椒を加えると、味や香りがきつく感じるかもしれません。
しかし、深いコクを持つ赤味噌で作った味噌汁であれば山椒の風味に負けることなく、お互いをうまく引き立て合います。
イワシやアジのつみれ味噌汁、イカの味噌汁、サバの味噌汁など魚介類系の味噌汁に山椒をひと振りすれば、臭みが消えてさらにおいしくいただけます。

紀州山椒のおいしいレシピ


うなぎ
うなぎに山椒は、「うなぎと言えば山椒、山椒と言えばうなぎ」というほどベストマッチする組み合わせです。
室町時代に書かれた料理書には、うなぎに山椒をつけて食べていたことを窺い知れる記述が登場します。
甘じょっぱいタレと山椒の辛味のコンビネーションは抜群で、刺激的で爽やかな山椒の香りが食欲をそそります。
脂が乗ったうなぎの蒲焼きは疲労回復に効くとされていますが、胃もたれしやすい料理です。
そのため、胃腸の働きを活発にする山椒を加えて食べることで、消化不良を解消することができるでしょう。

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明治13年創業和歌山県の紀州山椒専門店/山本勝之助商店